昨今、漁業や釣りで使われているオモリの大半は鉛製のものが使われてきました。鉛は他の金属に比べ重さの比重が高く、そして安価なため、鉛のオモリが主流で生産されてきました。
しかし、人体や水中の環境への影響が懸念される鉛の使用は、世界的に制限される方向に向かっています。そこで、弊社フジワラは安全と環境の配慮を考え、鉄のオモリ開発を行ってきました。
製品の開発では、鉛よりも比重が軽く沈降速度が低下する鉄を鉛製品同等の性能へ完成させるための形状研究が行われました。 形状研究は函館地域産業振興財団を中心に北海道大学水産学部と連携し研究を行いました。
オモリの形状に関する詳細な学術研究は他に例がなく、理想の成果を求めて研究が進められました。